MT4のメタエディタではEAだけでなく、カスタムインジケーターも作成することができます。今回はカスタムインジケーターの大まかな作り方を解説します。メタエディタの操作方法は以下の手順です。
- MT4上部のアイコンバーからメタエディタをクリックする。
- 「カスタムインジケータ」を選択し、「次へ」をクリックする。
- 「名前」を入力する。その他の項目は任意でOK。
- 必要なイベントハンドラを選択する。
- 必要であればサブウィンドウを設定する。
- テンプレートが自動生成される。
ソースコード全体の大まかな枠組みとしては以下のようになります。
ソースコード | 内容 |
---|---|
プロパティの定義 | チャート表示情報 |
パラメーターの定義 | ユーザーがカスタマイズできるパラメーターの項目 |
OnInit() | 1度のみ使われる関数 |
Onstart() | 1回限り実行される関数 |
OnDeinit() | 終わりに使われる関数 |
OnCalculate() | カスタムインジケーターの中身の関数 |
このOnInit()・OnCalculate()・OnDeInit()のプログラムを記載していく必要があります。ソースコードが書き終わったらコンパイルして保存していきます。そして実際にチャートに挿入してみて、エラーやバグなどがないかを確認し、あった場合は修正という作業を繰り返していきます。